第6回。
Theme 12 総合原価計算( Ⅰ )
総合原価計算
・1か月間に製品を生産するのに要した製造原価をまとめて集計し、1ヶ月間の製品の生産量で割ることにより、製品一個あたりの原価(製造原価)を計算する。
・製造原価の分類
①直接材料費
②加工費
①、② → 「仕掛品」勘定へ振り替える
写メ p119
・勘定連絡図
写メ p119
単純総合原価計算
・総合原価計算の一つ
・一種類のみの製品を連続して大量に生産する企業で用いられる原価計算。
・計算処理
①当月製造費用(一ヶ月間に消費した全ての原価)と、月末仕掛品原価(月末に仕掛品があった場合)を集計する。
*直接材料費
写メ p121
p121
*加工費
写メ p122
p122
②完成品原価(完成品総合原価)を求める。
*= 当月製造費用 ー 月末仕掛品原価
③完成品単位原価(完成品1単位あたりの原価)を求める。
*= 完成品単価 ➗ 完成品数量
設例12ー1
設例12−2
設例12−3
原価計算表と仕掛品勘定
写メ p12
Theme 13 総合原価計算( Ⅱ )
月初仕掛品がある場合の月末仕掛品原価計算
→ ⑴ 平均法
写メ p126
*当月投入数量(当月投入完成品換算数量)=仕掛品勘定の貸借差し引き
⑵ 先入先出法
写メ p128
*月末仕掛品原価 =当月製造費用から計算される
設例13−1
設例13−2
直接材料の投入
設例13−3
加工費の予定配賦
⑴予定配賦率の決定(期首)
予定配賦率 = 一年間の予定加工費 ➗ 一年間の予定配賦基準数値
⑵予定配賦額の計算(期中)
予定配賦額 = 予定配賦率 ✖️ 実際配賦基準数値
⑶実際発生額の計算(期中)
⑷加工費配賦差異(原価差異)の計上(期中)
加工費配賦差異(原価差異) = 予定配賦額 ー 実際発生額
*借方差異(不利差異)or 貸方差異(有利差異)の明示
⑸売上原価に賦課(期末)
・加工費配賦差異 → 売上原価 に加減算する(売上原価に賦課する)
写メ p135
設例13−4
Theme 15 総合原価計算(Ⅳ)
工程別原価計算
・製品の製造を2つ以上の連続する工程により行う場合、その工程ごとに原価を計算する(= 工程の数だけ単純総合原価計算を繰り返す)原価計算。
(前工程費 = 次の工程の始点で投入される直接材料費の計算)
・第1工程の計算
①月末仕掛品原価と工程完了品原価を算出
(計算方法 = 単純総合原価計算)
②第1工程完了品原価 → 前工程費(第2工程)に振り替える
・第2工程以降の計算
→ 累加法
写メ p165
・勘定連絡図
写メ p165
設例15−1
半製品
・工程完了品のうち、次の工程へ投入されないで倉庫に保管されたもの
写メ p169
設例15−2
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